エレファントカシマシというロックバンド

エレファントカシマシ

勝手に検証!

エレファントカシマシというロックバンドについて!思うがままに書くので、たまたまここに辿り着いたかた、嫌だったらスルーして下さい。

エレファントカシマシデビュー31年のバンド。

中学1年6組の同級生、みやじ、石くん、トミーと、トミーの高校の同級生である、せいちゃんとの同級生、男4人、ロックバンド。

1988年にデーデでデビュー。EPIC SONY

アルバム7枚をリリース。7枚目の「東京の空」を最後に契約解除。2年間のロックバンド浪人生活(みやじが浪人生活と表現)

はい!ここまで、一区切りで考えます!

EPIC時代のエレファントカシマシは尖っている。

社会に対しての皮肉や風刺、または若者の悶々とした苛立ち、自身の生き方、悩みを叫び歌い、かたや文学や叙情詩を彷彿とさせる詩を切々と歌う、ロックバンド。

そしてローリングストーンズが大好きなバンド。

渋谷公会堂での客電を付けっ放しのコンサートやお客さんに正座して聴け!とか、フェスに参加しても、うるせー馬鹿ヤロー!聴きたくねーなら帰れ!と、みやじの尖っている姿が強烈!今、EPIC時代の歌を聴くと文学的であり、哲学的であり、情緒的であり、憂いがあって、心の奥底まで響きわたり、感動をおぼえる。しかし、若い私は理解出来なかった。存在に気がついてもいない。

みやじ、10代〜20代前半で書く詩、曲にしては渋すぎる。

みやじに大御所の文豪か!って突っ込みたくなる。

音楽業界では評価は高かったようだし、コアなファンも獲得していたようだ。特に男性のファンがたくさんいたのだろう。EPIC時代のファンはエレカシの音楽そのものに共感し、惚れていたのだと思う。

しかし、ずば抜けた才能があっても、尖り過ぎ剥き出し、叫ぶ怒鳴るスタイルは世間の皆様には理解されず、なかずとばずの売り上げで、EPIC SONYから契約を打ち切られてしまった。

まだ、私はエレカシの存在にさえ気がついていない。その頃の私はスピッツの大ファンだったなあ。余談だが、スピッツもほんわか、爽やかムードと思われるが尖っているし、ストレートというよりは、ひねくれていたりするし、世間を斜めに見ているところもある。決定的な違いは、多分、スピッツは胸キュンソング、恋愛ソングがほぼほぼだと思う。

エレカシの話に戻る。

EPIC最後のアルバム「東京の空」はみやじも言っているが、大変良く出来たアルバムで、これで頑張っていこうという時に契約を切られたと。そんな事ってあるんだなぁ。

でも、アルバム「東京の空」は今に繋がる布石を感じるアルバムだと思う。

真冬のロマンチック、誰かのささやき、涙は

今の曲にも繋がる魅力があるし、ポップスやフォークのようで聴きやすい。

売れる事を意識して少し世間の皆様を意識して制作したように感じる。

みやじも「コンビニで奴隷天国を聴いた時には

こりゃ売れないなぁって思った」と言っている

。何とか売れたいとEPIC時代でも模索していたんだなぁ。それで起死回生で出だしたアルバム「東京の空」

素人の印象だけど、聴きやすいラインナップになっているし、一般に受け入れられ易いかなぁと。トランペット奏者の近藤等則さんが参加している楽曲、「東京の空」は今までのエレカシとは一変して、大人で、壮大で、都会的で、ジャズのようで秀逸だと思う。都会的でジャズのようなと雰囲気はやはり近藤さんのトランペットのアレンジがそのように感じるのだろう。みやじは叫び歌っている。

 

番外編として、ずーっと私が思っている事がある。

「この世は最高」を聴くたびに、「帰ってきたヨッパライ」(1967発売 ザ・フォーク・クルセダーズ)を思い出す。全く曲も似ていないし、歌だって違う。オラは死んじまっただ〜♪ってヘラヘラ歌っている。でも何でだか、この世は最高を聴くたび、思い出す。多分、プュルルーっていう効果音が似ているのかな?

ある意味「この世は最高」は生きる!事をコミカルに高らかに歌い上げている!

そんな生きて行く事へのコミカルさが通じるものがあるのかなぁ。私だけの感想だけど。

大好きな曲のひとつだ。

男餓鬼道空っ風には、Easy Goの種みたいなものを感じる。二十数の時を経て、開花したような!

そして、エレカシの改めて、幅広い感性を持っている事に驚いたし、チャレンジ精神も尊敬する。

しかし、こんなにいいアルバムを作って、これから!という時に契約解除。二年間の浪人生活に入るのだ。

しかし、みやじは諦めなかった。凄い!

絶対復活して売れてやる!って。

新曲を毎日作り続けて、カセットに録音してレコード会社に売り込みに行く。

そんなエレカシから当時のファンは、離れていかなかった。下北沢でライブをやれば、2〜300人のお客さんが集まって来ていたらしい。

凄いよね!愛されている!し、ファンはどんな苦境でも前向きで世間に立ち向かうエレカシに勇気を貰いに行っていたのだと思う。

EPIC時代のファンは、みやじと等身大のファンなのかなぁって。みやじの魂の叫びに共感しているのだろう。悶々とする生活や社会への叫びをみやじが代弁しているような。うまく言えないけど。EPIC時代はロック魂、雄叫び時代だ!

ファンは男エレファントカシマシが自分達の代弁者となって、世間へ向かって雄叫びを上げる姿に共感していたのだろう。

契約解除から2年、

みやじのレコード会社売り込み、地道になライブ活動が実を結び、再デビューが決まる。

つづく………….,

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https://www.youtube.com/watch?v=HgW5KUyJarw&feature=share

 

☆個人的感想です☆