2018.7.6金曜日 Zepp Tokyo 押しくら饅頭体験記

エレファントカシマシ

2018.Wake Up tour

Zepp Tokyo

7月5日(木)、6日(金) 2days

私は6日(金)に行って来ました。

セットリストにそってライブの様子も書き留めておきたいが、まずはZeppでの押しくら饅頭体験記を書いておこうと思う。

もう、開場の時間が迫ってくると、胸がドキドキ(*´-`)  これは何のドキドキかというと、場所取りのドキドキなのだ。一人で参戦。

なんせZeppはスタンディングであり、どんなに番号が悪くても前に隙間が少しでもあれば入っていいのだ。いわゆる、自由!

私は、番号は悪くなく、むしろいいい!

だから、絶対、ステージがよく見えるポジション、ステージと一体感を味わえるポジションに行きたい!と、計画をしていた。上手くいくかなぁ。もうドキドキが、吐き気を覚えるくらいだ。

いざ番号を呼ばれて入っていった。まずはZeppさんも左右のステージ側の扉から入れているようだ。多分だが、50人くらいずつ入ってポジションを決めた頃に次の50人というように、混乱が起きないように、入れて、扉をしめて、また、入れてと調整していたようだ。廊下を走って行くとステージ側の扉に2列づつ並ばされていて、数分待たされた後に扉が開いた。

さあ、バーを取るぞ!って入って行くともうすでに前方のバーはほぼ埋まっていた。どーしよー💦

でもバーがなければ、絶対に押される圧力には耐えられないし。はじめは、斜めからの方が見やすいだろうから、真ん中には行かないと思っていたが、人間不思議なもので、やっぱりみやじのマイクスタンドを見るとそこが良いような気がして、気がつけば、前から二本目の中心に近いバーに掴まっていた。

そこからは、ステージは近いし、安定のバーもあるし、多分大丈夫!これで今日は楽しめるー!って思っていた。しかし、時間が進むと、どんどん、人は入場してくるわけで、私の前には(ステージから1ブロック目のゾーン)

背がめちゃくちゃ高い男性が来てしまった。

それもピタリと目の前!壁になってしまった。

全く前が見えない。でも、背の順ルールなんて無い!その方もファン!

とにかく、自由なんだから。その時は隙間から少し観て後は、歌をじっくり楽しむしかないと諦めた。せっかく前に来たけど、仕方ないよ。こればかりは。

それでも、まだ、1ブロック、はじまる前までは少しの、ゆとりがあった。

熱中症になって、迷惑をかけるのもいけないなぁと思い、はじまる前に水分補給!

でも、なんだか左手の薬指、小指が痺れてきた。これは焦った。まさか、熱中症に既にかかっていて血液がドロドロになってしまっているの?やだー。もうすぐ、みやじに会えるのに。

焦って焦って、水分補給、塩分補給、頭痛薬までのんだ。

でも、そこから酷くはならなかったので良かった。多分、肩掛けカバンだったので、かなり肩に負担がかかっていたんだと思う。荷物は小さくポシェットにしたけど、傘や水が入っていると割と重いのだ。

私が、そんな事を気にしている間に私の掴んでいるバーの前のブロックにはどんどん人が入ってくる。もう、ステージのマイクだけが見えてはいるが。マイクスタンドは見えない状態。

会場が暗転し、メンバーがステージに現れると、もう、凄かった。押せ押せの無礼講と言わんばかりに、押されまくり、私はバーに掴まっていたので、内臓にバーがくい込んで、もう何人分の圧力がかかっているんだろうと思う程だった。押しても、バーが要所、要所に設置されているのだから、前には行けないのに、なんでそんなに押すんだろう。

前に、行こうとする力と中心に行こうとする力が!既に、一曲目で蒸し風呂、満員電車だ。

ライブハウスなんだから、こんなもんでしょ!って、言っている人がいるけど、以前参加した時はこんなに押しくら饅頭は無かったし、人に迷惑を、かけても自分が良ければいいって感じの雰囲気ではなかった。

しかし、ここのところ、フェスもスタンディングのライブも、自分さえ盛り上がれて楽しければいい!って言う人が多いような気がする。

それが、当たり前で異をとなえれば、そういう人は前に来るなの暴論だ。

そんな人ばかりでは無いよ。でも、私の周りはそうだった。

はじまると、押せ押せの波ができるので、ポジション移動が、起きて、背の高い男性は別の場所に押されて行ってしまった。その代わり、今度は、後ろにのけ反ってくる女性!のけ反っているわけだから、頭の髪の毛が、私の顔にドンピシャでバサバサとかかってくる。気持ちの良いものでは無い。口には入るし、頭の汗の匂いも直撃。汗のムンムンした匂いは気持ち悪くなる。でも、これはスタンディングのライブでは仕方ないし、自分もグッショリ汗をかいているし。

自分も汗をかいているから、顔に人の髪の毛がへばりつく。腕にも髪の毛がへばりつく。

でも、前の女性は、気がついているだろうに、のけ反ることを、やめない。私は後ろからはグイグイ押され、前からはのけぞられ、もうライブを現状楽しめなかった。拍手したくても、手は上がらないし、水分補給をする為に腕を動かす事もできない。後ろの女性は私とお隣の方の間に片足を入れてきて、隙間を広げ、肩を入れてくる。でも、どんなに頑張ってもバーがあるから、前には行けないんだよ。なんでそんなにこじあけようとするの?若い方だったけど。

以前、どこかでおばさん達のマナーがなっていない的な事が書いてあったけど、若い方でも自己中の方もいるし、年齢じゃなく、人間性だと思うよ。でも、ほとんどの方は我、関せずで、ライブを、楽しんだんだろうな。

実際、もし、体調不良になっても、あれは外に出られない。水分補給もできないし。

体力がないなら、はじめから、そんなに前に行くな。と言っている人もいたけど、それは違うと思っている。番号が早いほうが当たったら、ステージの近くで観たいですよね。

押せ押せで自己中の方が正しくて、体力に自信が無かったら、ライブを前で見るな!は酷い考え方だと思う。力で、人を牛耳る考え方だし、差別的な考え方だと思う。

押さなくても、ちゃんと、定員は入るようになっているわけだし。

一人一人の、心がけで、押さなくても楽しめるスタンディングのライブになるんじゃないかなぁ。

まして、エレファントカシマシはロックでノリノリの曲も多いけど、ノリノリしながら、みやじの歌、バンドの演奏をしっかり聴くバンドなんだと思う。 

 

こんな傾向はいつまで続くのだろう。

精神的の方が、疲れたかもしれない。雑念なしで、楽しみたかったなあ。